2011年 02月 22日
ホトケの顔も
またも本の話。
自分が冒険ノンフィクションにはまるまで知らなかったけど、世の中には「開高健ノンフィクション大賞」なる賞があって、昨年度の受賞作が角幡唯介氏の「空白の五マイル」という作品。
チベットの奥地にツアンポー峡谷とよばれる世界最大の峡谷があって、歴史上何度か足を踏み入れた探検家がおったそうな。
でも残りたった5マイルだけが未踏のまま残されていて、その未踏の地を作者が危険を冒しつつ踏破するという内容。
めちゃめちゃ面白かったですw
冬山の本を続けざまに読んでいたので、逆に谷底でジメジメしてて、
ダニやらウジやらいっぱいの世界が強烈・・・^^;
真の自然ってこんなにも人間を寄せ付けないものなのね~
ちなみに1993年、NHKの企画でツアンポー渓谷を訪れたクルーの中で、
早稲田大のカヌークラブOBの1人が命を落としています。
作者は1998年、2002年、2009年にツアンポー渓谷を訪れて空白の5マイルを踏破します。
この約10年間の間に渓谷にくらす小民族が誰も彼も携帯電話を保有するようになったということが
ホンマは一番の驚異だったりして・・・^^;
携帯電話って人類にとって悪なんだか善なんだか。。。
メールも以下同文(--)
ちなみにグーグル・アースでツアンポー渓谷の写真が見えるです。
でもねこやは検索の仕方がよーわかりません^^;
ググれないねこやです。
ところで作者の角幡(かくはた)さんのブログの書評がすごく面白くて、
最近本選びに悩んだ時の参考にしています^^
「極北で」という400年前の航海日誌をもとにしたという小説が紹介されているのですが、
文章が非常に美しいので読めるが、ちょっと美しすぎる。
主人公は越冬した後、アザラシにバイオリンを弾いて涙を流すのだが、
そんな不気味な奴はこの世にいない。
・・・に爆笑^^
今年の夏頃には雪男探しの本が発売される予定。
ほんで現在は1845年に129人全員が忽然と行方を絶ったフランクリン隊の足跡をたどる
旅に出ているそうな。
いや~~、今後注目の作家さんだにゃ~。
北極探検最大の謎に挑む 冒険家2人、不明隊の消息辿る
自分が冒険ノンフィクションにはまるまで知らなかったけど、世の中には「開高健ノンフィクション大賞」なる賞があって、昨年度の受賞作が角幡唯介氏の「空白の五マイル」という作品。
チベットの奥地にツアンポー峡谷とよばれる世界最大の峡谷があって、歴史上何度か足を踏み入れた探検家がおったそうな。
でも残りたった5マイルだけが未踏のまま残されていて、その未踏の地を作者が危険を冒しつつ踏破するという内容。
めちゃめちゃ面白かったですw
冬山の本を続けざまに読んでいたので、逆に谷底でジメジメしてて、
ダニやらウジやらいっぱいの世界が強烈・・・^^;
真の自然ってこんなにも人間を寄せ付けないものなのね~
ちなみに1993年、NHKの企画でツアンポー渓谷を訪れたクルーの中で、
早稲田大のカヌークラブOBの1人が命を落としています。
作者は1998年、2002年、2009年にツアンポー渓谷を訪れて空白の5マイルを踏破します。
この約10年間の間に渓谷にくらす小民族が誰も彼も携帯電話を保有するようになったということが
ホンマは一番の驚異だったりして・・・^^;
携帯電話って人類にとって悪なんだか善なんだか。。。
メールも以下同文(--)
ちなみにグーグル・アースでツアンポー渓谷の写真が見えるです。
でもねこやは検索の仕方がよーわかりません^^;
ググれないねこやです。
ところで作者の角幡(かくはた)さんのブログの書評がすごく面白くて、
最近本選びに悩んだ時の参考にしています^^
「極北で」という400年前の航海日誌をもとにしたという小説が紹介されているのですが、
文章が非常に美しいので読めるが、ちょっと美しすぎる。
主人公は越冬した後、アザラシにバイオリンを弾いて涙を流すのだが、
そんな不気味な奴はこの世にいない。
・・・に爆笑^^
今年の夏頃には雪男探しの本が発売される予定。
ほんで現在は1845年に129人全員が忽然と行方を絶ったフランクリン隊の足跡をたどる
旅に出ているそうな。
いや~~、今後注目の作家さんだにゃ~。
北極探検最大の謎に挑む 冒険家2人、不明隊の消息辿る
by nekoya_cafe
| 2011-02-22 22:49
| コーヒーと読書